『予想通りに不合理』の著者ダン・アリエリー教授に会う

昨日、行動経済学者ダン・アリエリー(Dan Ariely)教授のレクチャーに参加する機会があった。彼は認知心理学と経営学の博士号を取得されている。内容的には2009年の彼のTEDでの話(動画参照)と重なる部分もあったので、どんな話を聞いてきたかはそれをご参照いただきたい。興味深かった内容は、「アリエリー教授の講義録」として数点ではあるがツイートさせていただいた。過去に、『予想通りに不合理(原題:Predictably Irrational)』という彼の著書を興味深く読ませていただいた。そして昨年には『不合理だからすべてがうまくいく(原題:The Upside of Irrationality)』という新著が出されている。まだチェックできていないので機会を見つけて読みたい。

レクチャーは参加者が自由に質問を投げかける形で、アリエリー教授は柔軟に対応。普段こういったスタイルととると、時に質問のランダムさから話がそれ、一貫性がなくなってしまう。ところが、彼の場合は参加者の質問をうまく話の流れに盛り込むのが非常にうまく、聞いてて心地がよかった。また、参加者のバックグラウンドが多様であっただけに、質問の内容も分野をまたぐようなものが多く感じられた。にも関わらず、一つ一つの質問への答えが、まったく表面的でなかったことに、正直驚きを覚えた。様々な分野において知識豊富な方だと感じた。彼のように、1つの課題に関し(少しでも)全体的なアプローチができる研究者になっていきたいと感じた。その点についてレクチャー後に質問させていただいたところ、まずは立派な心理学者になることに焦点を向けるべき、とアドバイスをいただいた。「ごもっとも」と心から納得。どのコンテクストにも当てはまるのだろうが、軸足をしっかり固めた上で幅を広げていくことが大切になってくるのであろう。質問待ちで列に並んで待っている間、学部生のプロジェクトやその他の質問に真摯に答える彼の姿を、心が温まるような思いて見つめていた。彼のブログをブログロールの1つとして追加させていただいたのでぜひご覧あれ。

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    • LL
    • 2011年 3月 6日

    good stuff! 🙂

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